「最も尊敬される国」に変貌 - 富士山経済新聞

「富士市」に関するニュース

富士市のニュースやイベント、行政発表、地域団体の活動情報を幅広くお届けします。日本を代表する製紙産業都市でありつつ、富士山の絶景や田子の浦港、潤井川の桜並木など自然も身近なまち。工業と自然が共存し、多様な産業・文化が息づいています。地域の伝統行事やお祭り、グルメ、子育て支援など暮らしに役立つ話題も豊富。市民の日常から、移住定住・観光まで幅広く活用できる情報を発信しています。

「最も尊敬される国」に変貌 – 富士山経済新聞

2025/07/22 富士市

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富士市（ふじし）は、日本の静岡県東部に位置する市。日本最高峰の富士山南麓に位置し、市域の北端は山頂直下に及ぶ。南は駿河湾に面しており、海岸線から富士山までを市域とする唯一の自治体となっている。東は沼津市、西は静岡市に接する。面積は244.95平方キロメートル。人口は2020年（令和2年）時点で251,616人で、県内では浜松市、静岡市に次ぐ第3位の人口規模だが、2010年（平成22年）以降は減少傾向にあり、また少子高齢化が進行している。
現在の市域においては、約33,000年前の旧石器時代の、愛鷹山麓にある遺跡が、確認できる最古の人間活動である。
奈良時代には、現在の富士市・富士宮市にほぼ相当する地域が駿河国富士郡となり、郡家は伝法に置かれた。
江戸時代には吉原宿が東海道の宿場に指定され、富士信仰に基づく参詣を行う登山客などが訪れる宿場町として栄えた。また同じく江戸時代中期からは、和紙の産地として知られ、明治に入ると近代的な洋紙の大量生産が始まり、数々の製紙工場が設立された。
一方、戦後の高度経済成長期には、製紙工場による大気汚染・水質汚濁・悪臭などが発生し、田子の浦港にはヘドロが堆積するなど、全国的に「公害のデパート」として知られるようになった。そのため、富士市では公害防止協定の締結や健康被害の救済に関する条例の制定、排水路への排出規制などを実施。各社も硫黄排出減少に取り組むなど、官民の連携により、公害問題の克服を果たした。

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